1954-05-28 第19回国会 参議院 厚生・建設連合委員会 第3号
又あなたのほうに研究所があるならば、そういう点は一応考えられないかどうかということ、或いは水の再生産というか、或いは再使用といいますか、一遍使つた水をもう一遍使うという考え方です。それからこの通産省から提出された資料を見ますと、例えば北九州における八幡製鉄所などは、所要の水が一日でしたか、百万トン必要なんです。そのうちの七八%は海水を使つている。
又あなたのほうに研究所があるならば、そういう点は一応考えられないかどうかということ、或いは水の再生産というか、或いは再使用といいますか、一遍使つた水をもう一遍使うという考え方です。それからこの通産省から提出された資料を見ますと、例えば北九州における八幡製鉄所などは、所要の水が一日でしたか、百万トン必要なんです。そのうちの七八%は海水を使つている。
そして垢が入つた、水が入つた船が、例えばそこら辺に、黴菌か何か、放射能だとか何とかいうものは知らない、目に見えるか見えないか、音を立てるものか知らないが、これをやれば海全体が悪くたる、こういうことでしよう。それで水垢の入つたやつをそのままにしておけば、船は沈んでしまう。手も足もつけられん問題じやありませんか、あんなものは。
従つて厚生省のほうでは、大所高所からでき上つた水に対してこれを監督される、或いはいろいろ御意見を頂く、こういうふうにして頂けば、勿論厚生省としましては、国民保健に非常な関心を持つておられることは当然だと思います。そういうふうにして頂けば、別に何もないと思います。
そういうことによりまして、今まで眠つておつた水が動力になる、或いは今まで眠つておつた森林が開発されるというような面で、国全体として私は利益があるのじやないかと思います。不幸にして今日のやり方には不満であります。
静かにほんとうに考えてみますと、そういう道が切れたら、せきを切つた水のようなものですよ。農村の農地の移動なり、それに伴うところの昔えの復活は、音をたてて進行するでしよう。これは非常に大事な問題だと思いますが、そういうことについて十分御検討になつておりますかどうか。
先ほど申上げたように農家が六万円、七万円の噴霧器を買うということはなかなかですよ、場合によれば女房、子供を質にやらなければいけないような騒ぎですよ、そういうことを考えて、去年買つた水液の噴霧器が、まあ農林省の善意でありましようけれども、農薬の指導方針が変つたために、今年はもう粉末じやなければいけないそうだ。あの噴霧器はもう屑鉄屋に売るのだ。こういうようなことにすぐなるのですよ。
○河野謙三君 そうしますと、改められるからいいんでありますけれども、この数字自体だと、先ほど私が冒頭に言つた水液を欲しい農家に水液が間に合わんということに当然なりますね。今お考えをあなたは訂正されたからいいけれども、最初はやはり私が冒頭に申上げたように、指導方針として粉末のほうに重点を置いて、水液のほうは思い切つて減らして行こうと、こういう指導方針であつたことがこれに出ておる。
こういう問題を大臣はどうお考えになつているか、当然自分が何百年来父祖伝来使つておつた水が上流のほうで取れないで、脇の川へ行つてしまう。そうしてそこでは営利会社の東北電力が発電に利用する。営利会社の東北電力は又そのほうが建設費が安くなつて電力は安くなるという理由でしようけれども、そういう水利権の問題を明快に一つ御答弁願いたいと思います。
ただその際に、皆さん並びに国民の各位に誓えていただきたいことは、電源開発をすれば、今まで流れておつた水が動力にかわります。それによつて利益が生れます。国土開発ができますと、今まで眠つておつた森林が生きて動いて来る。鉱山の鉱石が製錬されて力になる。いろいろな面で国家、府県あるいは市町村、それらのものを持つておる方々、そういう方々が莫大なる利益を得ると私は思います。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 原因と申しますと、非常に雨量が多かつたとかいうようなこともありまするけれども、これを防ぐ意味で只今も申上げましたように、成るべく降つた水がゆつくり流れるようにしたいというのが狙いでありまするが、従つて植林を十分にするということと、殊に砂防工事を十分に施して砂と共に水が流れるということを防ぎたい。
○高野一夫君 九州の災害地におきましては従来取つておつた水が到底取れなくなつたというような、飲料水がなくなるというような村ができておりまして、早急に簡易水道でも敷かなければならんということがあるようでありますから、只今の御答弁で非常に安心いたしましたが、どうかよろしく御協力を願いたいと思います。
○村瀬委員 これは計画的に洪水を起すというようなものでありますから、いろいろ付近の耕作者との交渉もあると思いますし、霞堤にしてもらつては困るという問題も出ると思うのでありますけれども、今度のようなノアの洪水を思わしむるような水量がありますと、地形によつては、水系を利用して、同時に、そのたまつた水をどうするかということが第一の問題でありましようが、特にこの問題については、日本は世界で先鞭をつけるほどのことにもなると
あたかも、たらいに張つた水のごとく、わずかの風にも波立ちがちであるのであります。 国の経済力が弱く、景気の変動のはげしいことからいたしまして、企業相互間においても、不必要にはげしい競争をもあえてするの傾向があるのであります。すなわち、不況に際して、公正なる競争の限界を越え、経営の自己崩壊をもあえて辞さない場合なしとしないことは、まことに遺憾にたえないところであります。
両岸が決壊したために、ためておつた水がどつと一時に出た。水が一時に出たために洪水が大きかつた、こういうことを言つております。両方とも一応そういう言い分もできると思います。けれども、私どもとしては、まだそれらに対する正確な数字をもつて説明する資料がないので、何とも申し上げられません。
ただいまの御質問にお答えいたしたいと思うのでありますが、このたびの関門隧道の浸水は、まつたく予期しないような山津波が非常な短時間の間に押し寄せて参りまして、またその当時非常な豪雨で、線路に並行しておる国道を流れておつた水も、それと一緒に非常に短時間の間に隧道に押し寄せて参りましたが、その瞬間の水量は関門隧道に設備してありましたポンプの能力を越えましたために、遂にこれが浸水して機能を喪失したということが
結局門司側の山崩れのために入つた水が主でありますから、結局中のほうに行くと非常に土がたくさん入つておるんじやないか。それをどういうふうにして出すかというようなことを頻りに研究を皆いたしておるようでございました。それから一体これはどのくらいにして引くか。そしてどのくらいにして完全に元へ戻るかという問題が一番の問題でございました。
湖沼というものは頭も尻尾もない、この水は浸透した水が流れて来て溜り、又尻尾もない、排水はそれぞれ溜つておつた水が蒸発したり、或いは浸透したり、照りが続くと蒸発したり何かして消えてしまう、こういうような湖沼があるのですが、若し今の農林省のほうの御希望ですならば、例えば岩木川の河口の十三湖、あれはそうですね、百五十メーターぐらいで日本海と港が続いております。
ところが現在になりますと、水はでき得る限りこれを利用して、余つた水を海に流すという方向に来ておるのであります。ことに農業水利は河床の変動によつて違うのであります。河床の上下によつて取入口の変更を来し、そしてこれが農業水利に及ぼす影響が非常に大きいのであります。
食糧増産をなして、外貨を獲得する上においても、大いに努めんければならぬ場合において、キヤンプで使つた水は全部最上川にそのまま流れて行くので、キヤンプの水は少しも他の灌漑の用にはなつておらない。こういうぐあいに、水がそのまま最上川に流されてしまうので、食糧増産が非常にはばまれておる。
それから石炭でも、石炭の中に含んでおる硫化物のために石炭を洗つた水は酸性になつておりますから、それを石灰の粉若しくは生石灰、消石灰で中和するというのが一番の方法です。併し相当金がかかる方法です。例えば同和鉱業でやつておるのでありますが、石炭一トン当り百円の石灰費を使つております。併し漁民がなかなか面倒を言うところなのでやつております。同和の或る山では一年一千万円の石灰費を使つております。
幸いにして今度の雨では入りませんでしたが、ここに入つた水はどうしても拔け切らないわけです。ここは御承知の通り海が近いので、海面からの影響がここまで来る所ですから、なかなか普通の自然排水では拔け切らぬ情勢に立ち至つている。こういう所ですから、もうこの問題は一応これから補強すればよいのですが、早く排水して再び植付をさせなければ、収穫時にはもちろん植付不能になる心配があります。